ToC
今週の見通し
実質が0%、日銀利上げの機運高まる。くるかこれは
CPI下げ止まり
賃金下げ止まってるのでは
ドル安
fox下げ気味。いよいよ関税が嫌気されつつあるが勢いづくかどうか
個人に強気が戻っている
naaim少し冷えたがまだまだ
円投棄がさがってる。日本株ロングの流れが継続か。
金利
- 戻し気味なものの、関税の影響なら金利はセオリーなら低下圧力のはず。一方法案通過で下げ圧力が弱まっている。金融機関に債券をかわせれば良いなどという政府高官の発言もあり買い控えてもおかしくはない。米債券ではなく日本の話だが明治安田生命が金利上昇をみすえてか国債買い入れを控えているとの報道もあり、先進国は軒並み金利上昇圧力が高まっている。
貴金属
- プラチナ上昇と金の天井で天井フラグなどというブログ記事もみかけるが、金利(債券)や通貨のほうが流通量は膨大である以上そちらのほうが力学的には強く、金利上昇圧力が世界的に高まる以上貴金属やBTCが相対的に上昇トレンドで有り続けるのは自然の流れ。小休止はするだろうが長期的方向に変わりはない。金利がつかないから株至上主義者からは特に嫌われる貴金属だが相対的な話であり政治的側面で見れば(通貨裏付け的な意味で)思想的な話であるので、短期的な上下は意図的に気にしないようにしたほうがよいだろう。
米株
- 関税がもろもろ明らかになりボラ滑落で上げ気味ではある。影響がどれほど企業業績に響くかは未知数な点が多く、日米欧とまだわからないことは考えないというロングの引っ張りな感じ。AI/GPU関連は関税の影響が限定的なのでカテゴリーや国特定でのきつい制限などがない限りここに資金は集まり続ける。
- 欧州へのきつめの関税(30%)でサンデーダウ等は少し下げたが、まだ8/1発動期限まで交渉余地はあるというムーブを引き続きカマしてるので、影響は限定的だろう。仮に8/1を過ぎたとしても引き続き粘り強く交渉する、などという発言でリスク資産へのガス抜きはやはり行われるだろう。
日本株
- 42000タッチから少し冷えてニュートラル気味の位置にいるが、金曜の引け方はあまりよくなかった。ここに欧州30%関税がのって月曜に限りちょっと弱くでそうではある。ただ円投機ポジや投資主体別動向を見る限り先物でヘッジしているものの現物はしっかり買っているので、高金利や関税の影響が大きい米株より日本株に相対的な魅力ありで資金が流入し続けているのを感じる。下がれば買われるだろう。
為替
- 難しい局面。ドル次第だが円に限っては急速に報道や発言、さくらレポートで利上げを示唆する地ならしが始まっており、関税による円安に利上げに伴う円高をぶつける可能性がある。綱引きとしてどちらが強いかと言われれば関税での輸出減少に伴う円売り規模の縮小も相まって円高気味にはならざるを得ない、と見ている。
- 8/1までに現在の予定とされている25%から更に上がることはないだろうが、どちらに転んでもドル円はトレンドを作りそうである。円安に振れるなら短期的な円安トレンド、円高に触れるなら短期的な円高と中期的な円高。前者なら150→135、後者なら140→130割れ。材料がどうなるかはわからないが150より上にいくのは金利上昇懸念がこれからもたげ続けるためかなり難しいとみる。ほかにもパターンがあったとしても150は抜けないだろう。