ntrade blog

投資に関する個人的なメモ

2025年7月第4週の相場考察&レビュー(07/21-07/25)

ToC

今週の見通し

image block
image block
image block
image block
image block
image block
image block
image block
image block

金利

  • 選挙を受けほんのり円高気味だったがそれよりもドル安が進み低下傾向で月曜がスタート。続くか。
  • us20y、us10y(tips) と重要な入札が控えているのでその前後の動きは注意、折り込みに来るかもしれない。
  • 今週は用心発言以外特に他に重要な指標はないが、ウォラーとの対比なのかパウエルがFOMCを控えて金利据え置きを強調するかどうかが焦点。直前の今、利下げになびく可能性はある。

貴金属

  • 銀プラは強気なようだがゴールドが弱気気味なので全体としてはこのへんで踊り場モードに入った可能性はある。プラに関しては実需という側面も当然あるが、規模はゴールド以下でたいしたことないのであまりこれを参考にはしない。
  • 原油も地政学リスクが燻らなければどのみちレンジだろうが、前述の金利の通りドル安がトレンドを再び作り始めるなら相対的に商品が全体的に上がってくる可能性はある。

米株

  • 7月利下げが来れば遅れてくるラッセル・ダウも最高値更新は間違いない。一方で利下げ無し、関税8/1に正式発動で先進国の24%などがそのまま適用となれば、指数はもろもろ一度クールダウンとはなりそう。が、雇用は強いし景気後退はないだろう。

日本株

  • 国政が不安定という新しいフェーズに入ったが、それがどうというよりは関税で円安からの株上げとなるかどうかだろう。セオリーではアゲだが、関税分の値上げを踏まえても輸出系の決算(トヨタ、コマツ、三菱重工など)でどのような数字が上がってくるかだろう。

為替

  • ドル安トレンドが入札及び関税の折込で再び発生するかどうかに左右される。ドル安を踏まえたそれを想定するなら通貨ペアかと思うが、円建ても方向性を確認したうえで握っておきたい。
  • 関税発動自体は関税分の額面上の値上げを折り込みに行く円安を誘導するように思う。一方で日銀はさくらレポートや要人発言などで7月利上げを暗に匂わすようなムーブを見せており、どうせ日和って利上げなど出来ない勢 vs 利上げのための地ならしをしており7月は無理でもその次で利上げしてくるのでは勢 の2つの見方がありそうだ。
  • 日銀は理屈上は独立しているため関税にぶつける形で利上げしてくるとは思わないが、150円を超えると政治として看過できないラインとなってくると思われ、間接的に日銀が動いてもおかしくはないといえる。
お読みいただきありがとうございました
Copyright © ntrade All Rights Reserved.